梅雨の休日を美術館ですごす。「ちひろ美術館・東京」へ行ってみませんか

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先週の水曜日(2018/6/6)に東京(関東)は梅雨入りしました。

梅雨の間は雨が降ることが多いので、休みの日に出かける予定が立てにくいですね。

それでしたら、雨が降っても心配ないところに遊びに出かけてみてはいかがでしょうか。

今年はいわさきちひろ生誕100年の年だとのことです。

こどもを描いた水彩画で有名ないわさきちひろの絵をみに、美術館に出かけてみてはいかがでしょうか。

淡い色の水彩画は梅雨の季節のあじさいの美しさにも通じるものがあるようにも感じます。

梅雨の季節の休日に、ちひろ美術館・東京に出かけてみてはいかがでしょう。

ちひろ美術館 東京 地図

〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2
TEL:03-3995-0612 / テレフォンガイド:03-3995-3001
FAX:03-3995-0680

ちひろ美術館・東京

入館料は大人800円です。館内には展示室の他にも、絵本カフェ、カフェテラス、こどもが遊べるこどもの部屋、絵本の図書室、ミュージアムショップなどがあります。

週末に、私が行ったときには、こどもの部屋では小さな赤ちゃんとお父さん・お母さんが遊んでいました。

美術館ですが、小さなこどもを連れた方が多く、来ている人が楽しそうに過ごしているのが印象的でした。

ゆっくりと絵とアトリエをみて、ミュージアムショップで絵本と絵ハガキを買って帰りました。

いわさきちひろの淡い色の水性の絵の具で描かれたかわいいこどもの絵は心がなごみます。

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いわさきちひろの絵は本で見ることができます。妻と一緒に行ったちひろ美術館・東京で私も絵本を買いました。

絵本でみる絵は素敵ですが、美術館の壁に掛けられた絵を目の前で見ると、タッチの繊細さや絵の具の淡い色合いが違う、ように感じました。

人が描いたんだな〜という実感、いわさきちひろという人がどんな人でどんなことを感じながら描いたんだろうな〜と、その人のことを思いながら1枚いちまいの絵をゆっくりと見ることができて、よかったです。

急ぎ足で次からつぎへとみるのではなく、途中で館内のカフェでコーヒーなど飲み物を飲んで、感じたことをゆったりと深めるのも良いと思います。

私が個人的にとても素敵だと思ったのは、いわさきちひろのアトリエです。

茶色い木の低い机の奥に座って絵を描いていたようです。

現在の私から見ると質素で落ち着いた部屋です。

この部屋(アトリエ)でどんなことを考えどんな思いで絵を描いていたのだろうかと想像しました。

かわいい子どもの絵を描いているのですから、楽しい気持ちだったのでしょうか。

それとも、何かを創り出すのですから、自分が納得するものができるまで何度も苦しみながら描いたのでしょうか。

アトリエの前にベンチがありますので、そんなことを考えながらしばらく座っていました。

ちひろ美術館。西武新宿駅から乗り換えなしの各駅停車に乗っても25分、上井草駅から歩いて7分。

新宿駅から西武新宿駅までは、歌舞伎町入口近くのプリンスホテルの茶色いビル(新宿pepe)はJRなどの新宿駅からは少し離れています。

初めて行く人はJRや京王・小田急などの新宿駅から歩いて10分位と考えた方が良いかもしれません。

西武新宿駅から電車に乗ったことのない方は、JR山手線で高田馬場から西武新宿線に乗り換えた方がわかりやすいです。

▼新宿駅or▼池袋駅
↓ 山手線2駅
▼高田馬場
↓西武新宿線 急行・準急で1駅
▼鷺ノ宮
↓西武新宿線 各停3駅
▼上井草 南口
↓徒歩 7分
▼ちひろ美術館

西武新宿駅

西武新宿駅

Yahoo西部新宿➡️上井草

上井草駅➡️ちひろ美術館➡️SLOPE

上井草駅➡ちひろ美術館➡上井草駅近くのカフェSLOPE

(Google Map では千川通りを通らずに、通り越して行く道が案内されました。)

新宿・高田馬場方面から下り電車に乗って出る上井草駅の改札口は南口です。

南口の改札口へ出てすぐに立っている像はガンダムです。
ネットで調べるとアニメーション製作会社が近所にあるようです。

南口の改札を出て、左に曲がってすぐのバス通りを左に曲がり、線路を渡ります。

少しだけ歩いて交差する千川通りを右に曲がります。

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千川通りに沿った歩道を歩きます。道沿いにちひろ美術館への案内の看板が見えます。

この看板が見えたら、左に曲がり千川通りから離れます。

この看板の通り、左に曲がります。

少し進むと、右に曲がるようにとの看板が出ますので、右に曲がります。

また少し進むと、看板があります。看板の通りに左に曲がります。
少し進むと、ちひろ美術館・東京に到着です。

ちひろ美術館・東京のすぐ先は大きな通り(新青梅街道)と交差しますので、通り過ぎる心配はないと思います。

IMG 7466

IMG 7465

ちひろ美術館で淡い色の水彩画を楽しんだあとは、食事を楽しみましょう。

上井草駅前に戻ってカフェで美味しいコーヒーとスイーツやサンドイッチを楽しむ!     カフェ SLOPE

上井草駅➡️ちひろ美術館➡️SLOPE

上井草駅➡ちひろ美術館➡上井草駅近くのカフェSLOPE

上井草駅前のカフェ  SLOPE

コーヒーが美味しいカフェです。

IMG 7491

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スコーン
タルト
サンドイッチ
パウンドケーキ

など食べ物も美味しい店です。

slope_igusa    instagram

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ちひろ美術館で水彩画を楽しんだあとは、駅前のカフェで古本を読みながら美味しいコーヒーと食べ物を楽しめます。古本を買って帰れます。

しっかりと食べたい方は、はま寿司(回転すし)で好きなものを食べて下井草駅から帰る。

上井草駅➡️ちひろ美術館➡️はま寿司杉並井草店➡️上井草駅

上井草駅➡ちひろ美術館➡はま寿司杉並井草店➡井荻駅

IMG 7477

寿司以外にもメニューがいろいろありますので、生ものが苦手な方も食事がしやすいです。

IMG 7492

だし巻き卵の上に明太子が乗っているのは初めてみました。

はま寿司を出たら、環八(環状8号線)沿いに歩くと、線路が見えてすぐに井荻駅です。

【編集後記】

いわさきちひろは淡い色の絵の具でかわいい絵を描く人。もともと私はそういうイメージだけ持っていました。

大学生になる少し前にアルバイトをしていたスーパーの中にある本屋で昼休みに立ち読みしていたときに、いわさきちひろの絵本を手にしてパラパラとめくりました。

こどもを抱いて眼をむいて険しい表情の女性の絵に驚きました。

ちひろ美術館・東京でこの本に再会しました。

『戦火のなかの子どもたち』がその本だったようです。

戦場にいかなくても戦火のなかでこどもたちがどうしているのか、どうなってしまうのかよくわかるのです。子どもは、そのあどけない瞳やくちびるやその心までが、世界中みんなおんなじだからなんです。
そういうことは、わたしがこどものための絵本をつくっている絵描きだからよけいわかるのでしょうか。

『戦火のなかの子どもたち』本のおわりにある「絵本にそえて」から引用。

こどものかわいさ・いとおしさを淡い色で描く画家は、
命を尊ぶ、戦争を許さない平和を求めて活動する人間だったのですね。

ベトナム戦争で死んでいっただ子どもたち、生きぬいてきた子どもたちへの熱い思いがこめられた絵本。いわさきちひろ最後の絵本。

戦火のなかの子どもたち (創作絵本 14)

週末の1日1新:明太子の乗っただし巻き卵

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小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)

小倉健二(おぐらけんじ) 労働者のための社労士・労働者側の社労士 労働相談、労働局・労働委員会でのあっせん代理 労災保険給付・障害年金の相談、請求代理 相談・依頼ともに労働者の方に限らせていただいています。  <直接お会いしての相談は現在受付中止> ・mail・zoomオンライン対面での相談をお受けしています。 1965年生まれ57歳。連れ合い(妻)と子ども2人。  労働者の立場で労働問題に関わって30年。  2005年(平成17年)12月から社会保険労務士(社労士)として活動開始。 2007年(平成19年)4月1日特定社会保険労務士付記。 2011年(平成24年)1月30日行政書士試験合格