記事【Excel】データの入力規則でリストを使用する方法 であらかじめて定めた文字だけを入力したいときに選択肢から選ぶ、入力規則について紹介しました。
今回は、データの入力規則がかかったセルを入力するときに表示されるメッセージや、規則をかけた文字以外を入力したときに出るエラーメッセージを設定する方法を紹介します。
Contents
入力時メッセージとは
データの入力規則のかかったセルを選ぶと、下の写真のように表示されるメッセージを「入力時メッセージ」と呼びます。
※表示される文章は自分で好きに設定できます。
入力時メッセージの設定方法
(1)データの入力規則をかけたセルで、入力時メッセージを表示させたい範囲を選びます。
(2)「データ」の「データの入力規則」を選びます。
(3)「入力時メッセージ」のタイトル・メッセージを入力し、「OK」します。
※今回はタイトル「ご注意ください」、メッセージ「プルダウンからお選びください」にしました。
(4)データの入力規則のかかったセルに入力するときに、下の写真のようにメッセージが表示されるようになりました。
エラーメッセージとは
データの入力規則で設定した文字以外が入力された場合に、下の写真のように表示されるメッセージを「エラーメッセージ」と呼びます。
※表示される文章は自分で好きに設定できます。
エラーメッセージの設定方法
(1)データの入力規則をかけたセルで、エラーメッセージを表示させたい範囲を選びます。
(2)「データ」の「データの入力規則」を選びます。
(3)「エラーメッセージ」のタイトル・メッセージを入力し、「OK」します。
(4)データの入力規則のかかったセルに設定以外の文字を入力すると、下の写真のようにエラーメッセージが表示されるようになりました。
エラーメッセージのスタイルの種類
エラーメッセージが表示されたあとの行動に規制をかける種類を選ぶことができます。
停止
選択肢以外の入力ができないので、設定した文字が入力されるまでエラーメッセージが表示されます。
注意
設定した文字以外が入力されると、続行していいか注意文が表示されます。「はい」を選ぶとそのまま選択肢以外の文字が入力されます。
情報
情報提供程度にエラーメッセージが表示され、「キャンセル」を選ばれない限り、設定した以外の文字が入力されたままとなります。
「Excelを学ぼう!」となると範囲が広くハードルが高くなりますが、機能を1つ試しに使ってみるならば、かんたんです。
作業効率を上げて残業せずに定時で帰りましょう。
データの入力規則の機能も試してみていただければ。
小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)
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