Excelでフィルター選択した数字だけを合計したり、非表示で消した数字を除いた合計を算出するときに、いつもの合計の数式「=SUM()」では、隠してある数字まで合計に含まれてしまいます…。
(行や列を「非表示」にする方法自体はおすすめではないのですが)
今回は、表示されている数字だけを合計する方法の紹介です。
表示されている数字だけ合計 =SUBTOTAL(109,範囲)
10種類の商品A〜Jがそれぞれ10個ずつあります。合計は10種類×10個で100個です。
【数式】=SUM(C3:C12)
*C3:商品Aの個数、C12:商品Jの個数
5種類の商品A〜Eの合計を出します。
まだ、数式が「=SUM(C3:C12)」のままなので、最後の商品Jまでの合計数100個と表示されてしまいます。
【数式】=SUBTOTAL(109,C3:C7)
C3:商品Aの個数、C7:商品Eの個数
これで商品A〜Eの個数50個(5種類×10個)が算出されました。
=SUBTOTAL(109,範囲)
「109」は非表示の値を無視して集計(SUM)するという意味です。
集計方法(非表示の値も含める) | 集計方法(非表示の値を無視する) | 関数 |
---|---|---|
1 | 101 | AVERAGE |
2 | 102 | COUNT |
3 | 103 | COUNTA |
4 | 104 | MAX |
5 | 105 | MIN |
6 | 106 | PRODUCT |
7 | 107 | STDEV |
8 | 108 | STDEVP |
9 | 109 | SUM |
10 | 110 | VAR |
11 | 111 | VARP |
試してみていただければと思います。
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小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)
小倉健二(おぐらけんじ)
労働者のための社労士・労働者側の社労士
労働相談、労働局・労働委員会でのあっせん代理
労災保険給付・障害年金の相談、請求代理
相談・依頼ともに労働者の方に限らせていただいています。
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・mail・zoomオンライン対面での相談をお受けしています。
1965年生まれ57歳。連れ合い(妻)と子ども2人。
労働者の立場で労働問題に関わって30年。
2005年(平成17年)12月から社会保険労務士(社労士)として活動開始。
2007年(平成19年)4月1日特定社会保険労務士付記。
2011年(平成24年)1月30日行政書士試験合格
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