今は、入学・進学のシーズンですね。
新しいことにワクワクしている子どももいると思います。
中には、「学校に行きたくないな…」と思っている人もいるでしょう。
そんなときは、図書館に行ってみてはいかがですか。
鎌倉市図書館「学校に行きたくない人は図書館へ」ツイート
https://twitter.com/kamakura_tosyok/status/636329967668695040
鎌倉市図書館が2015年8月26日にTwitterで
「もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。」
と発信しました。
大きな反響になりました。
市教育委員会から、「学校へ行かなくていい」と思える内容で、不適切な表現ではないかと議論になったそうです。
図書館側が意図を説明して、ツイートは削除されずに今も残っています。
学校に行きたくない、行けない人は図書館に行ってみて
図書館には常に大人がいます。
子どもの安全が守られる場所です。
また、身分証も何もいらない、無料の場所です。
図書館にはいろんなジャンルの本が豊富にあります。
本を開いてみると、知らなかった世界に出会うことができますね。
本を読まなくても、机で絵を描いたり、好きなことをしていても大丈夫です。
困っている子どもが行くには、とても環境のいいところですね。
学校に行かなかった知人
私の知人で、本人も理由がわからず、突然学校に行けなくなったという人がいます。
知人は、家族が「家にいてもいいよ」と言ってくれたので、中学時代は学校に行かず、通信で勉強をし、高校からまた行くようになったそうです。
学校に行きたくない、行けない理由は様々ですが、学校に行きたくない、行けない子どもは、無理に行かなくてもいいと思います。(あくまで私個人の意見です。)
その子の人生の休息時間かな、と考えています。
学校は教育を受ける場所です。
集団生活が苦手な子、いじめられてしまっている子ども、いろんな子が自分に合った教育をみつけていければ、それでいいと思っています。(繰り返しになりますが、個人の意見です。)
死んでしまいたいほどつらいならば、図書館や安全な自分の避難場所を見つけてみてください。
編集後記
子どもに、学校に行きたくない、行けない時はどこに行くか聞いてみたら
下の子は、学校に休みの連絡を入れて、大好きな人と美味しいものを食べに行くと話していました。
それもいいですね。
小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)
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