「ショートカット」はiPhoneで使えるアプリです。
ショートカットは本来は複雑な作業を自動的に実行するアプリですが、単純な方法でホーム画面をスッキリさせることができます。
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1日に何十回も見るiPhoneのホーム画面はスッキリさせたいもの
iPhoneのホーム画面には、一番上から下までズラッとアイコンが並びます。
写真はイメージのためにホーム画面を1つ追加してアプリ(App)アイコンを並べたものです。
実際には、私は片手で持って親指が届かない画面上部にはウィジェットを配置してアイコンが並ばないようにしています。
このホーム画面の写真は2020/9/18のものです。
今回の記事の方法でiPhoneのホーム画面をスッキリさせる前の写真を撮っておかなかったので、2年近く前のものですが、現在は表示されているアプリとは構成が変わっていますが、見た目はこんな感じでした。
親指が届かない画面上部や右側(左利きなので右側は親指が届かない)にはウィジェットを配置しています。
こちらの記事で紹介しています。
【iOS14】ホーム画面の上部にウィジェット表示。アイコンに親指が届き便利!
8アイコン分の大きさのウィジェットを最上部に、4アイコン分のウィジェットを右上に、合わせて12アイコン分をウィジェットでホーム画面を占有させることで、片手でiPhoneを持ってその手の親指で届かないホーム画面にはAppアイコンを並べないように工夫しました。
しかし、ホーム画面の1ページ目に置くAppアイコンが12個少なくなりますので、その分だけ2ページ目をめくってアプリを起動する回数が増えてしまいます。
何回もホーム画面を切り替えるのは面倒です。
仕事中に開かないアプリのアイコンをホーム画面の1ページ目に置かないことで、仕事に集中できるメリットがあるのですが、仕事で使うアプリ自体も1ページ目で表示しきれないというデメリットもありました。
アプリをフォルダにまとめて整理する方法もあります。
アプリのアイコンを別のアプリのアイコンの上に移動して重ねると、自動的に作成されたフォルダにアイコンが移動してまとめられます。
Appアイコンをグループ化することで、1つのアイコンでいくつものアプリをまとめることができるので、便利であるとも言えるのでしょう。
ですが、
ギュッと詰まってます感の見た目はどうでしょうか?
気にならない方は良いのでしょうが、私は見た感じがゴチャゴチャしているのが嫌いです。
そこで、普段見ることがない何枚もめくった先にあるホーム画面でアプリをまとめておくための目的でだけ、Appアイコンのグループ化を使っています。
グループ化されたフォルダをタップして開き、開いたフォルダからAppアイコンを選んで起動するという使い方はしていません。
複数のアプリを登録して選択起動するショートカットを作成してアイコンをホーム画面に登録することができます。
Appアイコンのグループ化に似ていますが、フォルダとはことなり複数のアプリがアイコンに表示されずスッキリしています。
ショートカットのアイコンならアプリが詰まっている感が出ませんので、圧迫感がありません。
タップすればプルダウンメニューのように一覧表示されますから見やすく、よく使うアプリを下に表示させるように並べれば、指が届きやすくなるのも便利です。
iPhoneにAppアイコンがズラッと並んでいるとホーム画面がスッキリしない理由はもう1つあります。
Appアイコンがうるさいのです。アイコンはアプリの提供元が自社製品をアピールするために目立つようにデザインされています。
アイコンはひと目でアプリがわかるように工夫されているのですが、アプリによっては派手で目立ちすぎて目にうるさいのです。
iPhoneはショートカットを利用することで、ホーム画面をスッキリさせることができるのでおすすめです。
ショートカットを利用すると、iPhoneのホーム画面をこのようにスッキリした表示にすることができます。
iPhone「ショートカット」でアプリのアイコンを作成する方法
iPhoneの「ショートカット」は複数の動作を登録して、操作を簡単にするためのアプリです。
Microsoft ACCESSの「マクロ」を使っている方には、このマクロとiPhoneの「ショートカット」は使い方が似ています。
Excelのマクロとは指定の仕方のイメージが少し異なるのですが、自動実行させるための機能ですのでマクロと「ショートカット」は似ています。
ただ、ここではAppアイコンをデザインも色もシンプルなものに変更するためだけに「ショートカット」を利用します。
作成したショートカットは、グリフ(絵文字)を指定してホーム画面にアイコンを追加できます。
このグリフを指定することでホーム画面に表示されるアイコンの絵を、アプリのアイコンから変更することができるのです。
アプリ「ショートカット」がiPhoneに見当たらない場合は、App Store から「ショートカット」で検索してインストールします。
アプリ「ショートカット」を開いたら、「マイショートカット」を選択して「+」をタップします。
「次のアクションの提案」に「Appを開く」が表示されていれば、タップして選択します。
表示されていなければ、「Appおよびアクションを検索」をタップします。
「Appおよびアクションを検索」をタップした場合は、表示された「スクリプティング」をタップして選択します。
「Appを開く」をタップして選択します。
「App」の部分をタップします。
アイコンを作りたいアプリを選択します。(ここでは「メール」)
アプリ「メール」を開くアクションが作成できました。
作成したショートカットの名前を入力(変更)します。
アイコンの絵をクリックします。(写真ではグリフ(絵文字)を変更が終わっていますが)
アイコンの「カラー」を選択します。(ここでは落ち着いた色にするために薄いグレーにしました)
「グリフ」をタップして、アイコンに表示するグリフ(絵文字)を選択します。
選択したら「完了」をタップします。
「ホーム画面に追加」をタップします。
ホーム画面の名前を入力(修正)できたら、完了をタップします。
シンプルなデザインと色のアイコンができました。
通常のAppアイコンと同じようにタップすればアプリが起動します。
1ページ目のホーム画面はAppアイコンの代わりに全部ショートカットのアイコンを配置しました。
このアイコンのなかのいくつか(3つ)は、単一のアプリを起動するショートカットではなく、複数のアプリから選択して起動するショートカットを配置しています。
[調べる]はアイコンをタップすると、Googleアプリ、Googleマップ、Google翻訳、乗換案内を選択するメニューが表示され、メニューからタップしたアプリが起動するショートカットを作成しています。
[メモ]は、メモとEvernote。
もっともよく使うのは[Dictionary]で、広辞苑・医学辞典・法律用語辞典がセットにしてあるもの、別の医学辞典、六法辞典、類語辞典、大辞泉、西暦和暦を変換する年号辞典を選択・起動するショートカットです。
複数のアプリから選択して起動するショートカットは、単一のアプリを起動するショートカットを作る方法とほとんど同じです。
複数のアプリから選択して起動するショートカットを作成する方法
アイコンの作成方法は、単一のアプリを起動するショートカットを作る方法と同じです。
複数のアプリから選択して起動するショートカットの作成方法も、単一のアプリを起動するショートカットを作る方法とほとんど同じです。
ちがいは「メニューから選択」を加えることです。
「次のアクションの提案」から「メニューから選択」をタップして選択します。
見当たらない場合は、「Appおよびアクションを検索」をタップして「メニューから選択」と入力して検索します。
メニューに表示されるメッセージを修正します。
「Appおよびアクションを検索」をタップします。
「スクリプティング」をタップして選択し、
開くアプリを選択します。
該当する項目の下に移動します。
選択する項目(開くアプリ)の分だけ繰り返します。
ホーム画面からショートカットのアイコンをタップすると、
メニューが表示されるので、開くアプリをタップして選択すると、選択したアプリが起動します。
アプリをグループ化したフォルダを開きアプリを選択して起動するよりも、見た目がスッキリしています。
【編集後記】
右目のまぶたが少し腫れてしまったので今日(2022/07/15)は目医者に行ってきました。
時間を予約して行ったのですが、何年も眼科に行っていなかったので記録が見当たらなかったのか長く待ちました。
待ち時間を利用してこの記事で紹介したアイコンをショートカットで作成しました。
壁紙の色もアイコンに合わせた色合いに変更して落ち着いた感じのホーム画面ができました。
小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)
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