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キーボード操作でストレス減らし、パソコン操作にかける時間を短縮しましょう
私は事務所のデスクトップPCではWindows7を使用していますが、マウスは極力使用せずキーボードで操作しています。
キーボードで操作すると、素早く的確な操作ができます。
広いディスプレイの中をマウスでモタモタと動き回らずに済むと、思考が邪魔されずストレスなく確実な操作ができます。
簡単な工夫で、当たり前のようにマウスを使っている操作をキーボードだけで快適に行なえますので、いくつか紹介します。
スタートメニューにショートカットを登録し、キーボードでプログラムを起動する
Windows7を使っている方でしたら、キーボードを使ってスタートメニューからプログラムを起動してみましょう。
Windowsキー(ウィンドウズのマークがあるキー)を押してスタートメニューを表示させます。
キーボードの上矢印キー(↑)を押してスタートメニューの一番下にある[すべてのプログラム]を選択しenterキーを押します。
あなたが頻繁に使用するプログラムを選択して右クリックします。
表示されたメニューから“スタートメニューに表示する”を選択してenterキーを押します。
これで、あなたが頻繁に使うプログラムがスタートメニューに登録されました。
Windowsキーを押してスタートメニューを表示して、登録したプログラムを選択して右クリックします。
表示されたメニューから“プロパティ”を選択してenterキーを押します。
“全般”タブを開いて、ショートカットの名称を変更します。
たとえば、Excelでしたら先頭に“EE.”ではどうでしょうか。
ショートカットの名称を変更したら[OK]を押してプロパティを終了します。
Windowsキーを押してスタートメニューを表示すると、表示されるプログラムの名称が変わりました。
キーボードのWindowsキーを押して、続けて“E” “E” “.”(“ピリオド” 日本語入力しているときに「。」を入力するキー)とキーボードを押してみてください。
プログラム(1) EE.Excel と表示されましたでしょうか。
(ここで検索した結果、表示されるプログラムを(1)つに絞り込むためにショートカットの名称の先頭を工夫します。名称に“ピリオド”をつける必要はありませんが、 絞り込むための工夫の例としての紹介です。)
表示されたら、enterキーを押します。
Excelが起動します。
次回からは、キーボードで、WIndowsキー➡️E➡️E➡️.➡️enterと押すだけでExcelが起動します。
Excelはマウスでリボンをクリックし続けるのではなく、キーボードで簡単にコマンド実行できます
Excelのメニューに“リボン”が採用されたのは2007からでしょうか。
リボンによる操作が使いやすいかどうかは評価が分かれるところでしょうが、マウスでリボンのタブ([ファイル][ホーム][挿入]など)を切り替えて、さらにマウスで選択してコマンドを実行するというのは時間と手間がかかります。
この操作を、マウスを使わずに、キーボードだけで行なうことができます。
Excelを起動したら、[alt]キーを押します。
リボンにローマ字が表示されました。
表示されたローマ字のキーを押すと、そのタブに切り替わります。
並び替え(データソート)Excel2010の場合
たとえば[データ]タブへ切り替えたければ[A]キーを押します。
[データ]タブへ切り替わりました。[データ]タブの中のそれぞれのコマンドにローマ字が表示されます。
昇順で並び替えをしてみましょう。
キーボードで[S]キー[A]キーを押します。SAと続けてキーを押します。
選択しているセル(active cell)のある列を基準に昇順で並び替えられました。
alt➡️A➡️SA(Excel2007の場合はalt➡️A➡️A)
キーボードを4つ押すだけでコマンドを実行することができました。
選択したセルの背景に色をつける
➡️Alt➡️H➡️H
矢印キーで好きな色を選択して、enterキーを押せば選択したセルの背景に色をつけることができました。
覚えるのは、altキーを押すと、リボンのタブやタブの中のコマンドを操作するローマ字が表示されるということだけで大丈夫です。
altキーを押して表示されたローマ字をみて、次に選ぶローマ字をキーボードで押せばいいからです。
オートフィルター
[ctrl]+[shift]+[L]
([ctrl]キー[shift]キー[L]キーの3つを同時に押します)
ウィンドウズ全般の操作 ウィンドウの移動もキーボードで
ディスプレイの中でウィンドウ枠を動かして見やすい位置へと移動する操作をすることはありませんか。
ウィンドウのタイトルバーをクリックして、マウスで移動させる。
しっくりくる位置まで少しづつ繰り返して微妙に調整する。
微妙な位置調整ならキーボードの方が操作がしやすいです。
[alt]+スペースキー(キーボード一番下中央の何も書いていない空白のキー)を同時に押します。
[M]キー(移動)を押します。
矢印キーで移動させたい方向へ移動します。
(微妙な位置調整をするときには[ctrl]キーを押しながら矢印キーで操作します)
しっくりくる位置へと移動できたら、[enter]キーを押して確定します。
電源オフ Windwsシャットダウンも キーボード操作だけで
マウス操作だと、
(1)カーソルをズルズルと移動して
(2)スタートボタンをクリック
(3)カーソルをズルズルと移動して
(4)[シャットダウン]をクリック
キーボードなら
(1)Windowsキー
(2)カーソルキーでシャットダウン選択
(3)Enter
キー操作3つでサッと終了です。
おつかれさまでした。
作業を効率化して、仕事を早く終えて、新しいことをはじめたり学んだりする時間を確保するためにも、少しづつでも日々の業務を改善していくと良いのではないでしょうか。
【編集後記】
キーボード操作による効率化で、1日あたりの仕事で少なく見積もっても15分20分は時間短縮できると思います。
しかし、その分を仕事の作業量を増やしてしまってはつまらないと思います。
ペットショップでハムスターが踏み輪を回し続けてそのスピードを上げているような感じがします。
それよりも、手を休めて一息入れて頭に考える隙間を作ってみたいと思います。
あるいはその分は残業せずに早く帰りたいものです。
おそうじ師の黒岩さんの講演を紹介しました
おそうじひとしずくは、本『ハチドリのひとしずく』からつけた名前だそうです。
どんな本なのかカーリルから予約して図書館で借りて読みました。
カーリルの紹介記事はこちら
南アメリカの先住民に伝わるお話ですと始まる物語は見開きの6ページ(12ページ)の絵本です。
そのあとに続く部分は、ハチドリのひとしずくとして「いま、私にできること」をしている方々の紹介です。
冒頭のハチドリのひとしずくの物語の部分だけでしたら、ゆっくり味わっても3分で読めます。
このたった3分で読める絵本の中に、何か得ることがあったとしたらどうでしょうか。
キーボード操作でストレス減らし、パソコン操作にかける時間を短縮しても、その分をさらに別の仕事を増やしていては、QCサークル運動で業務効率向上月間に取り組むのと変わりがありません。
仕事を効率化してさらに仕事をするよりも効率化できたら早く帰り、素晴らしい本を読み、学び、心が暖かくなるドラマ(『月桂樹洋服店の紳士達』に夢中です)を少しでも見たり、友だちや家族と話す時間を、少しずつでも増やしていきませんか。
『ハチドリのひとしずく』は私がこう生きたいと思っていることそのものでした。嬉しい本と出会えました。
あなたは、誰と、何と、出会うでしょうか。そのために何をするでしょうか。
1日1新 ロジクール Wireless Trackball MX ERGO MXTB1s
私はマウス操作が苦手なこともあって、極力キーボードで操作しています。
それでもマウス操作は必要ですので腕・肘・肩に負担が少ないトラックボールマウスを使っています。
マウスによる負担を片腕にかけないようにするために左右両方のものを使っていました。
左右両用のものは横幅が大きくキーボードの横に置くと腕を大きく横に広げて操作することになり、これも腕の負担になるので新しいマウスを買いました。
マウスは手のひらを下に向けて操作するので腕に大きな負担がかかりますが、このマウスは傾けて使用するように設計されていますので、手のひらが真下ではなく斜め横に向き腕の筋肉の緊張が緩むように作られています。
小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)
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