記憶とはなにか⁉️書籍『自分を変える「脳」の習慣』(宇都出雅巳)と映画『トータル・リコール』

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過去の記憶も未来に対する記憶も自分の選択で変えられる

「勤め先が倒産して未払いだった毎月の給料・退職金がもらえない!・・・未払いの8割(上限有)を政府が立替払する制度がある」の記事の編集後記で紹介しました「理解も記憶も速くなる本当に使える速読法~脳科学・認知科学にも裏づけられた科学的学習法~」。

このセミナー講師の速読法は記憶を利用する合理的で簡単に実践できる方法だと思いました。

その講師の新刊本『自分を変える「脳」の習慣』(宇都出雅巳)を読んでみました。

記憶を選択するということでは、映画『トータル・リコール』は印象に強く残っている映画です。

記憶と人生の選択ということで、映画『トータル・リコール』とリンクしながら『自分を変える「脳」の習慣』を読みました。

『自分を変える「脳」の習慣』(宇都出雅巳)

意思の力では人は変われない。
意思の力で変わろうとするとかえって変われない。
記憶を変えることで人は変わる。

人は自分で考えて選択しているようで、実は記憶によって考えさせられ行動している。

過去記憶 未来記憶

意思の力で自分を変えるのではなく、記憶を変えることで自分が変わる。

記憶から逃れることはできないが、
過去の記憶をリフレーミングすることで、過去の意味を変えることができる。

過去にあったことをなかったことに記憶を変えたり、
過去になかったことをあったことに記憶を変える。
そういう意味での記憶を変えるという意味ではありません。

なりたい自分・ありたい自分を五感でイメージすることで過去の記憶から作られた未来記憶を変える。

未来記憶を変えていくことで、未来に起きる現実を変えていくことができる。

過去の記憶も未来の記憶からも逃れることはできないが、

過去記憶のリフレーミングと未来記憶のイメージングで記憶を変えることができる。

記憶は変えることができる。記憶を変えることで未来を変えていくことができる。

あなたはどんな記憶を選択して、自分の未来を変えていきますか?

映画『トータル・リコール』

映画『トータル・リコール』は、本当の自分とはなにか(アイデンティティ)というテーマの映画だなと思いながら、感慨深く観ました。

初めて観たのは新宿の映画館(改装前の武蔵野館)で妻との初めてのデートでした。

映画が始まる前の時間に、ロビーでゲーム『ギャラクシアン』をしました。
当時はまだこういうゲーム機があった頃でした。
妻(となる女性)があまりにギャラクシアンが上手でゲームが終わらず、映画開演に間に合わなくなりそうでヒヤヒヤしました。映画とは関係ない記憶ですが。

作られた記憶として否定するか?自分の人生として記憶を選択するか⁉

自分が本当だと思っていることは夢の中の出来事なのか現実なのか、夢か現実か、本当の自分は過去の自分か今考えている自分かそれともちがう何かか。

映画としての結論は、どらえもんのネット上の最終回のように、いろいろなストーリーがあるようです。

夢の中の世界であろうが現実の世界であろうが、どの生き方を自分が選択し実行するのか、
自分で選択し実行したことこそが自分自身だというアイデンティティを問いかけた映画として私は観ています。

音楽も迫力があってこの映画にぴったりで好きです。

トータル・リコール テーマ(火星の夢)

何が過去にあったのか、
いま生きている世界は何が現実なのか、
主人公は何を選択したのか、

リメーク版も素敵ですが、私はアーノルドシュワルツェネッガーが演じる初作が好きです❗

(登場人物の描き方に差別・偏見があることは問題として感じますがそれを抜けば好きです。それと描写が激しくて思わずスクリーンから目をそらしてしまうシーンも苦手ですが。)

「クエイドとは、ハウザーが事情により記憶を消された仮の姿である」(トータル・リコール – Wikipedia)

本当にそうでしょうか。あなたはどう感じ考えるでしょうか。

あなたも映画『トータル・リコール』観て考えてみませんか。

今日の1日1新

Red Eye トマトジュースとビールのカクテルでした。意外に飲みやすかったです。


ドラマ99.9%に出てくる店のモデル(だと思う串揚げ屋)で晩ご飯。

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小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)

小倉健二(おぐらけんじ) 労働者のための社労士・労働者側の社労士 労働相談、労働局・労働委員会でのあっせん代理 労災保険給付・障害年金の相談、請求代理 相談・依頼ともに労働者の方に限らせていただいています。  <直接お会いしての相談は現在受付中止> ・mail・zoomオンライン対面での相談をお受けしています。 1965年生まれ57歳。連れ合い(妻)と子ども2人。  労働者の立場で労働問題に関わって30年。  2005年(平成17年)12月から社会保険労務士(社労士)として活動開始。 2007年(平成19年)4月1日特定社会保険労務士付記。 2011年(平成24年)1月30日行政書士試験合格