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2020年度の国民年金保険料 16,540円/月 ☓ 12 = 198,480 円/年
国民年金の保険料はそれぞれの月の保険料を翌月の末日までに払うことになっています。
国民年金法91条(保険料の納期限)
毎月の保険料は、翌月末日までに納付しなければならない。
国民年金の保険料を期限までに払わないと、保険料の未納となります。
保険料の未納が一部でもあると、将来に老齢年金を受け取る金額が少なくなってしまうというだけではなく、障害年金や遺族年金を受け取れなくなってしまうかもしれません。
保険料は毎月きちんと払いましょう。
こちらの記事で紹介しました。
「障害年金・遺族年金を受け取れるように毎月の国民年金保険料は翌月の末日までに納付しましょう。」
もしも経済的な理由などで国民年金の保険料を払えない場合は、保険料免除の手続きをしましょう。
保険料免除の手続きをしてある期間は保険料を払っていなくても未納にはなりません。
2020年4月分から国民年金保険料を1年分を前払いすると194,960 円。1年分で 3,520円 安くなる!
2020年度の国民年金保険料16,540円を毎月払うと12ヶ月で 198,480 円です。
1年分をまとめて前払いすると 194,960 円。
198,480 円 ー 194,960 円 = 3,520円 安くなります!
3,520円のお得というのも微妙だなという感じもしますが、
1年で3,520円の利息を定期預金金利 0.01% で受け取るには、3,520万円貯金が必要です。
これだけの貯金ができる人ばかりでもないと思います。
194,960 円出せば確実に3,520円お得と考えるといかがでしょうか?
国民年金保険料は払うのが法律上の義務ですから、どうせ払わなければいけないなら払う金額を減らせた方がお得ではあります。
194,960 円1年間普通預金金利0.001%に貯金しても利息がつかないくらいなら年金保険料1年分を前払いで払って確実に3,520円得するか?!と考えるといかがでしょうか?
利息がつかなくても貯金だったら、必要なときに使えますしね。難しいところではあります。
国民年金保険料の前払い(前納)は6ヶ月、1年、2年と選べます。
6ヶ月の前払いではだと810円のお得。
2年分を前払いすると、14,590円もお得ですが383,210円を一度に払えるのかという問題がありますが。
6ヶ月分、1年分、2年分。国民年金保険料の前払いで得する金額の一覧
前払い(=前納)する期間 | 現金で払う金額 | 毎月納める場合よりも得する金額 | |
---|---|---|---|
1 | 6ヶ月前納の場合の保険料額
(2020年4月~2020年9月分の保険料または 令和2020年 10 月~2021年3月分の保険料が対象) |
98,430円 | 810円
割引 |
2 | 1年前納の場合の保険料額
(2020年4月~2021年3月分の保険料が対象) |
194,960円 | 3,520円
割引 |
3 | 2年前納の場合の保険料額
(2020年4月~2022年3月分の保険料が対象) |
383,210円 | 14,590円
割引 |
【編集後記】
1年分・6ヶ月分の前払い用の書類(納付書)は、4月上旬に届きます。
今のうちから前払いするかどうか考えてみてはいかがでしょうか?
口座振替だと現金払いよりも保険料が安くなってさらにお得ではあります。
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小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)
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