東京都の感染者数5日連続50人超のニュース。新型コロナウイルス感染症はこれからも引き続き警戒が必要でしょう。
これからの経済環境に不安を感じる方も少なくないかもしれません。
こんなときこそ助け合いの気持ちで少しだけでも生活に困っている方を応援したいという方もいらっしゃると思います。
生活困窮者を支援している東京都内の団体の募金先の紹介です。
Contents
ビッグイシュー基金と関連先への寄付
ビッグイシュー基金
ホームレスの人たちを中心に困窮者の生活自立応援
ホームレス問題解決のネットワークづくりと政策提案
ボランティア活動と市民参加
の3つの事業を柱に、各種のプログラムを通じて、貧困問題の解決と、「誰にでも居場所と出番のある包摂社会」の形成を目指します。
寄付は1000円から寄付できます。
5つの寄付メニューから選ぶこともできますので、今の自分の懐具合で無理なく選べますよね。
寄付メニュー | 金額 |
---|---|
出会い寄付 | 5,000円 |
つながりウォーク寄付 | 10,000円 |
実践応援ラン寄付 | 20,000円 |
社会包摂マラソン寄付 | 50,000円 |
市民信頼社会寄付 | 100,000円 |
東京アンブレラ基金
世代、国籍、SOGI……あらゆる分断を越えて、誰も路頭に迷わせない東京をつくるため、14団体協働で緊急一時宿泊時の宿泊費拠出と横断的な調査をおこなう基金です。みなさまの原資をもとに、一泊分の宿泊費をおこないます。その背景には、ホームレスの変化と、支援団体をとりまく変化があります。
東京アンブレラ基金は、一般社団法人つくろい東京ファンドの呼びかけによる緊急宿泊支援を行なうためのネットワークです。
広い意味でのホームレス状態の方が、緊急宿泊をするときにホテル代に役立てられます。
3000円から寄付を申し込めます。
雑誌『THE BIG ISSUE』の「第2次コロナ緊急3ヵ月通信販売」
募金ではありませんが、雑誌『THE BIG ISSUE』の「第2次コロナ緊急3ヵ月通信販売」で路上生活のビッグイシュー販売者を応援できます。
新宿Officeに出勤するのに新宿駅を毎朝通っていましたので、新宿西口で雑誌『THE BIG ISSUE』を販売者の方から直接買うのが楽しみでした。
今はまだ新宿Officeへは行かずに自宅Officeで仕事をしていますので、販売者の方から直接『THE BIG ISSUE』を買えずにいます。残念・・・。
しかし、通信販売で自宅に届けてもらえるので買うのが便利です。
1回目のコロナ緊急3ヵ月通信販売は注文し自宅へ届けてもらいましたが、3ヶ月たてば落ち着いて新宿でまた買おうと思っていたのですが、まだもうしばらくは新宿へ出るのは控えようかなと。
「第2次コロナ緊急3ヵ月通信販売」も注文して自宅に届けてもらおうかなと思っています。
自宅や職場の近辺で販売していない方も通信販売だと便利ですね。
‟家なき人”とともに。「コロナ緊急3ヵ月通信販売」第一次のご報告・お礼と第二次参加募集について THE BIG ISSUE JAPAN ビッグイシュー日本
こちらはビッグイシュー基金ではなく、協力関係のビッグイシュー日本です。
■「第2次コロナ緊急3ヵ月通信販売」
■価格:3300円
※内訳:雑誌代金(@450×6=2700円)+送料
■販売者還元額:@230×6冊=1380円
■配分目標:毎月5万円程度を(主に雑誌販売で自活している)販売者に7月~9月の3ヵ月間配分
■申し込み期間:6月15日~8月31日
お申し込みとお支払い確認でき次第、386号(7月1日発売)~391号(9月15日発売)の合計6冊をお送りします。
TENOHASI(てのはし)
私たちが活動している池袋周辺にも、生活に困窮して家を失った方が多くいらっしゃいます。
失業・家族と絶縁・病気や障がいなど、原因は様々ですが、共通しているのは孤立無援であることです。
どの方も、安心できる家族や仲間とのつながりを失い、不安に押しつぶされそうになりながら、孤独に耐えてかろうじて生きています。
私たちは、その方々と出会い、話し、一緒に考え、試行錯誤しながら、 安心できるつながりとホームを取り戻すお手伝いをしています。
クレジットカードからの寄付は1000円からとあります。
振り込みでの寄付の金額については書かれていませんが、寄付のお願いの文章の中で少額でも結構ですとあります。
1,000円あれば、100円ショップで新しいパンツやシャツを9枚購入できるとあります。
1万円あれば炊き出し1回分の食材費をまかなえるとあります。
1,000円でも役立てるんだなと嬉しくなりますね。
1万円寄付すると1回の炊き出しの食材費になるんだと思うとすごいですよね。
いつでも1万円を気軽に寄付できるものでなくても、何かおめでたいことがあったときとか特別なときだったらできますでしょうか(^^)。
もやい
〈もやい〉は、2001年の設立以来、「日本の貧困問題を社会的に解決する」というミッションのもと、活動を展開してきました。
私たちは、貧困を「経済的な貧困」と「つながり(人間関係)の貧困」という二つの視点でとらえ、その解決を目指しています。
前者に対しては、生活相談・支援事業と入居支援事業で生活基盤の回復を、後者に対しては交流事業でつながりと自尊心の回復をお手伝いしています。〈もやい〉に訪れる人はさまざまです。ネットカフェに泊まりながら派遣で働く若者や、パートナーのDVから避難してきた女性、低年金・無念金の高齢者、刑務所から出所後住まいがなくて困っている人、障害があって働けず実家にいるものの両親と折り合いが悪く、なんとか実家を出たいという人、生活保護でいったん施設に入ったままなかなかアパートに入居できずにいる人、役所のケースワーカーとの関係に悩んでいる人……。
私たちは、訪れる方それぞれの状況とご本人の希望に応じて、話を聞き、それを整理し、解決策を見つけるお手伝いをしています。一方で、目の前にいる人を支援するということ(それはとても重要ですが)、それだけでは貧困問題を解決することはできません。貧困が生み出されてしまう「社会構造」を変えることができなければ、根本的な解決には結びつきません。
私たちは、広報・啓発事業をつうじて、現場から見えてきた貧困の実態を社会に伝え、具体的な解決策の提案も含めて国や地方自治体などに対して示していくことで、この社会を変えていきたいと考えています。
活動を支援する 1,000円から寄付できます。
【編集後記】
私は1団体への1回の募金は基本的に5,000円以内にしています。気がついたときに自分が負担に感じない金額だけ送ります。
そしていつも同じ団体だけに寄付するのではなく、できる限り少しづつ別の団体へ送れたらと思っています。
生活困窮者支援の活動に自分も参加したいと思っているけれど、今はコロナ感染症の問題もあってボランティア活動への参加がためらわれるという方も募金をきっかけに生活困窮者支援活動との関わりを持ち始めてみるのも1つの方法かと思います。
「内向型」労働者の方で人見知りをする・あがり症だという方は、いきなりボランティアに参加することはハードルが高いでしょう。
募金をすると活動報告のmailや手紙をいただける団体もありますので、募金をした団体から受け取った活動報告を読んで身近に感じてから徐々にハードルを下げてボランティアに参加していくのも良いかもしれません。
小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)
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