『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン著(新潮新書)で、スマホの画面を白黒表示にすることが推奨されています。
iPhoneの画面を白黒に変更する方法はかんたんです。
Contents
『スマホ脳』(新潮新書) アンデシュ・ハンセン著で薦められている3つのこと
精神的な不調から身を守る3つの重要な要素(+スマホの使用制限)
- 睡眠
- 運動
- 他者との関わり
(+スマホの使用制限)
生活が快適になったのに精神状態が悪くなったのは、この3つが減ってきているからだとアンデシュ・ハンセンさんはいいます。
ほとんど全員が元気になれるコツとして、睡眠を優先し、からだをよく動かし、社会的な関係をつくり、適度なストレスに自分をさらし、スマホの使用を制限することが紹介されています。
(スマホの使用を制限するために最終章のなかでデジタル時代のアドバイスとして紹介されているのが「スマホの表示をモノクロに」です。)
他人と関わって適度なストレスを受けることも精神的な不調から身を守るという発想は私には新鮮でした。
運動についていえば、あらゆる種類の運動が知能によい効果を与えるといいます。
散歩、ヨガ、ランニング、筋トレ、どれも効果があった。
6ヶ月間に最低52時間(週に2時間、たとえば45分間3回)からだを動かすのがいちばんいい。
脳の観点からみると、速歩であるくだけでもいいので心拍数が上がるといい、とのことです。
運動することは体にいいとは思っていましたが、運動することが脳(知能)にとっていいとは、私は考えてもみませんでした。
頭(知能)を使う仕事をしているなら、仕事のためにも積極的にからだを動かして運動を習慣化することが理にかなうのですね。
そして、運動をすれば快適な睡眠につながるのですから、からだを動かさない理由はありません。
『スマホ脳』「デジタル時代のアドバイス」の1つ「スマホの表示をモノクロに」
『スマホ脳』の最後に書かれた「デジタル時代のアドバイス」の1つがスマホの画面を白黒表示にすること。
なぜスマホの画面の表示を白黒に変更することがすすめられているのか?
色のない画面のほうがドーパミンの放出量が少ない。それによって、どのくらいスクロールを続けたくなるかが大きく左右される。
『スマホ脳』P245
Amazon スマホ脳(新潮新書)
スマホはドーパミン量を増やす最新のドラッグである。
スロットマシーンやカジノテーブルから離れられなくギャンブル依存症のようにスマホもドーパミン量を増やして次のページに夢中になって依存症になる。
色のない画面のほうがドーパミンの放出量が少ないから、スマホの画面を白黒に変えた方がいい。
実際にそんな単純なものかどうかわかりませんが、かんたんに白黒表示に変更できますので試してみるのはオススメです。
白黒の画面で見えるiPhoneもけっこう新鮮ですから、やってみましょう。
iPhoneの画面を白黒に変更する方法
iPhoneの画面を白黒で表示できることを知ってましたか?
私はしりませんでした。
『スマホ脳』(新潮新書) アンデシュ・ハンセン著を読んではじめて、スマホの画面を白黒表示できることをしりました。
私が使っているiPhoneはXs。画面はSuper Retina HDディスプレイ。
せっかくのキレイなカラー表示の画面を白黒にしてしまう方法です。
iOS14でiPhone画面を白黒表示にする方法
[設定]を開く
[アクセスビリティ]を開く
[画面表示とテキストサイズ]を開く
[カラーフィルタ]を「オン」
[カラーフィルタ]で「グレイスケール」をチェックする
これでiPhoneの画面が白黒で表示されるようになります。
【編集後記】
iPhoneの画面を白黒表示。この状態でiPhoneで写真を撮ったらどうなるのでしょうか?
撮影したあとで[写真]からみると、もちろん白黒表示されます。
写真そのものはカラーで撮影されています。
週末の1日1新 iPhone画面の白黒化
小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)
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