2018年社労士試験は8/26(日)。
今年受験する方は残すところあと8日です。
試験当日にピークを迎えられるように、無理をせずに睡眠時間を確保して体調管理をしましょう。
手を広げない、難しい論点に手をつけない。
直前期は手を広げないこと。
過去問や答練・模試で出題された奇問・難問にとらわれるのはもうやめましょう。
多くの人が正解している基本を落とさない学習に絞り込むことが大切です。
年度別の過去問を解いて、時間配分のペースを掴む!
私は、社労士試験、行政書士試験、どちらの試験でも超直前期には、試験開始時間に合わせて年度別の過去問を解いていました。
休暇を取れる方は、試験時間に合わせて問題を解きましょう。
できる問題から解く。
どの科目から解くのが自分にとって有利か。
時間配分はどうするか。
体で実感してみましょう。
合格“後”をイメージする
誰のために受験するのか?困っている人の役に立つため。何のために合格するのでしょうか。
1年に1回しか受験できない試験です。最後はモチベーションです。
自分のためにでは踏ん張りはききません。自分以外の誰かのために自分を役立てたい。
それでこそ、はじめて踏ん張れます。
合格後に社労士として活動している自分をイメージしてみましょう。
生活や仕事の問題で困っている方の相談を受けて話を聞いている自分、
生活を立て直し仕事の問題を解決するための年金、社会保険、労働法などでアドバイスして、何とかなるかもしれない!と希望が見え出した相談者の方の目をイメージしましょう。
労基署やハリーワーク、年金事務所へ出かけて依頼者のために手続きしている自分をイメージしましょうう。
労働局や労働委員会であっせん代理として問題解決のために主張している自分をイメージしましょう。
労災や障害年金で請求が却下されたり不支給決定された方のために労働保険審査会や社会保険審査会で支給決定が出るように取り組んでいる自分をイメージしましょう。
合格後に“意味”があってこそ、合格に向けて最後の力が湧いてくるのではないでしょうか。
自分ではない困っている誰かのために取り組む法律実務家として活動するために合格する。
何のために学び、何のために合格するのか、何のために社労士になるのか?
社労士になることの“意味”は何なのか、それが一番大事なことです。
“意味”が自分の実力を超える力になります。
【編集後記】
あさっての日曜日は、試験日当日の時間に合わせて試験会場に行ってみましょう。
早めに行ってどこで待つのか、
喫茶店は空いているか、
公園などで最終準備ができるか、
雨だったらどこに行くか、
電車の中、行く途中の道、会場の周りの雰囲気を掴んできましょう。
1年に1回しか行われない試験。同じ曜日、同じ時間、同じ場所。
しっかりと雰囲気を掴みましょう!
1日1新:盾野川大吟醸
小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)
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