対面での研修やセミナーの受講がためらわれる状況ですが、人混みに出かけられないことは動画を利用して自宅で学ぶチャンスでもあります。
ダウンロードした動画を効率よく勉強する方法についてはこちらの記事(Mac【動画】再生速度を早めても声を聞きとる方法)で紹介しました。
今回はYou Tube動画で効率よく学ぶ方法を3つ紹介します。
Contents
【You Tube】動画再生で便利なショートカットキー2つ(再生速度の変更・巻き戻し・早送り)
【You Tube】再生速度を上げる(・下げる)ショートカットキー
「>」([Shift]+[.]ピリオドキー) 再生速度を上げる
「<」([Shift]+[,]コンマキー) 再生速度を下げる
[Shift]キーを押しながら[.](ピリオド)キーを1回押すたびに、1.25倍、1.5倍、1.75倍、2倍と再生速度がはやくなります。
自分が無理なく聞き取れる速度まで再生速度を上げて見ると効率的に勉強できます。
普通の速度(1倍速、等倍速)で1回見るよりも、同じ時間かけて2倍速で2回見た方が理解がすすみ知識が定着します。
はじめて学ぶ分野は1回目は普通の速度で見て、2回目は1.5倍速、3回目は2倍速で復習するのもおすすめです。
[Shift]キーを押しながら[,](コンマ)キーを押すたびに再生速度がおそくなります。
再生速度が速めすぎたときは、聞き取れる速度まで調整しましょう。
【You Tube】少し前に戻る・少し先に進む ショートカットキー
矢印キーで5秒進む(→)・戻る(←)
再生速度を上げて、聞き流していけるところはどんどん進めていきます。
「ここが大事だ」という部分は、左矢印(←)キーで戻り、何度でも見直します。
矢印(←)キーを1回押すと5秒巻き戻されます。
矢印(←)キーを2回押せば10秒、3回押せば15秒、サッと巻き戻されますから便利です。
【You Tube】ショートカットキー
You Tube動画再生で使用できるショートカットキーを全部おぼえる必要はありません。
動画再生の画面が開いている状態で、[Shift]+[?]キーを押す。
[Shift]+[?]キーを押すと、キーボードショートカット一覧が表示されます。
【You Tube】動画だけではなく文字起こしたテキストを読む
You Tubeで字幕を表示する
「設定」(動画のなかの歯車アイコン)
[字幕]「>」字幕がない動画でも、[日本語(自動生成)]をクリックすると字幕が表示されます。
自動生成では正しい字幕が表示されるとは限らないのですが、必要な部分が読み取れればラッキーだと思ってためしてみましょう。
You Tubeの動画に字幕が表示されました。
再生速度を上げて、聞き取りづらいときに字幕を読みながら動画を見るとわかりやすくなることがあります。ためしてみてはいかがでしょうか。
You Tubeで文字起こしを表示する
動画の下にある「・・・」をクリックして[文字起こしを開く]をクリックする。
動画の横に文字起こしされたテキストが表示されます。
スクロールしてテキストの最初から最後まで範囲してコピーして、エディターやWordなどにペースト(貼りつける)すれば、動画を見なくても話している内容を文字で「読む」ことができます。
動画を見るよりも文字を読む方がはやいので、時間短縮・効率化して学ぶことができる、という場合がありますのでお試しいただければ。
文字起こしされたテキストには動画開始からの時間(分:秒)があります。
テキストを読んでいて気になる部分だけを、時間(分:秒)を目安に動画を見ることもできます。
You Tubeの動画のURLをコピーしてペースト(貼り付ける)と字幕のテキストデータ(文字)をダウンロードできるサイトもありますので、気になる方は検索して探してみるのも良いかもしれません。
【編集後記】
昨日(2022/01/16)公園で撮った写真です。
これから寒さが一番きびしくなるけれど、春に向けてもう蕾(つぼみ)が育ってきていました。
一番きびしいときに、つぎにやってくる良いことが育ってきている。
はたらくことでのトラブルに巻きこまれている労働者の方も、労働問題について少しでも学んでみる、相談してみる。
厳しいときに負けてあきらめてしまわないためにできることがあります。
そんな小さなことでも取りくんでみることで、春がやってくるころにはトラブルの解決にむけて少しづつ進んでいきます。
小倉健二(労働者のための社労士・労働者側の社労士)Office新宿(東京都)
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